獅子舞は、全国的に分布しますが、近郊の今治市、越智郡各市町村の祭礼を飾るに
相応しい風物詩である。菊間町においても池原地区に伝承され、加茂神社祭礼の神
賑わしとして秋祭りに欠くことのできない行事としてお披露目されてきました。
この勇壮な獅子舞については、約二百年前の文化十三年に、獅子組と牛鬼組が宮出
しのとき争った記録が残っている事から江戸中期にはかなり盛んに行われていたこと
が推測される。
近郊の獅子舞には、構成や振り付けの違いから二つの流派があり、東は旧今治藩を
中心とする鳥生獅子、西は旧松山藩の野間獅子があり、菊間の獅子は野間流に属す
る。 獅子舞の口上(由来説明)の一部に〔推古天皇の御時、ハタノカワツカと言う人はごく
名人なり、獅子は六十一曲に使い分けたなれど・・・・〕とあり、色々な使い方が有った
ようである。 現在は詣で、キツネ、口上、悪魔祓い、以上は場使いであり、継獅子
(二継、三継)、オヤス、帰り獅子は矢倉くずれと言い幕(ユタン)の中にくずれ込む事に
なっている。口上にも有るように獅子舞には天下泰平、五穀豊穣の祈りが込められて
いる。 また、雄獅子、雌獅子二頭の呼吸、台獅子と継獅子の協力、子狐二匹のコン
ビ、太鼓との間合い等一ヶ月前よりの激しい訓練が必要とする芸能である。
平成15年度 写真コンテスト作品集  平成16年度↓
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獅子舞宮出し 継獅子 菊間まつりの日 天仰ぐ獅子 パレードへ出発
松山市 松山市 今治市 菊間町 松山市
乗松 賢二 坂口 忠義 矢野 伸 玉田 幹子 高村 昌雄
妙技 息もピッタリ 競演
菊間町 東予市 周桑郡小松町
河原田 守 武田 真也 村上 巍

平成16年度作品集
準特選 入選
菊間の秋祭 絶妙のバランス 阿吽の呼吸 祭りの日 妙技
八幡浜市 玉川町 玉川町 今治市 北条市
大久保 重義 井門 弘 井門 弘 山田 省三 山本 泉

平成17年度作品はフォトコンテスト変更により記載はしばらく休止します。
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